2008/05/24

悩む力

「悩む力」を読了。

夏目漱石とマックス・ウェーバーに学ぶ悩む力by姜尚中という豪華キャスト。
序章を読み終わってページをめくるといきなり「第一章 「私」とは何者か」です。すさまじいですね。

100年前を生きた夏目漱石とマックス・ウェーバーが、その「慧眼」で現代の悩みをも言い表していて、彼らの言葉が私たちの胸を打つというのは、結局、彼らの時代に発生した悩みの根源、つまり文明の発達であったり、お金の問題であったりするわけですが、それらが我々の時代ほどに細分化される前の悩みの原石みたいな状態の時に書かれているので、核心を突いていると言うことかなと思いました。

特に、「何のために働くのか」の章は、ついついモラトリアムに陥ってしまいがちな「最近の若者」に対する答えとして正当だと感じます。
働くことの根底。『それは、「社会の中で、自分の存在を認められる」ということです。』
そう、お金よりも何よりも、必要とされたくて、家族や上司や仲間やお客さんにほめられたくて働いてます。他社から仲間として承認されるための手段が働くということ。『働くことによって初めて「そこにいていい」という承認が得られる』のです。
これは共産主義的とか、そういうことではなく、根源的に、今日、今、サラリーマンが出勤する気力はここからわいてくるのだと思いませんか?
少なくとも、今、岡はこういう状態の中にいます。

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大勢に指示を出すとき?

他人に自分の思い通りに動いてもらうというのは、大変なことだ。
1対1のケースならまだしも、多数の人間に対して指示を出すとき、その指示はほぼ伝わっていないと思って間違いない。

言葉は悪いが、どんなに賢い人でもグループになると馬鹿になるのだと思っておくしかない。さもないと、どうしてこんなに簡単なことができないのだと思い悩むことになってしまう。

岡の今の仕事に沿って具体例を書くと、こうである。
100人くらいが所属している事務所がある。レイアウト変更を行うので、各人のロッカーから荷物を取り出しておかないといけない。たとえば総務部の方にお願いすることになる「皆さんの荷物をすべて段ボールに詰めて、段ボールの側面に名前を書いてもらってください」などと。
するとどうなるかというと、
1. 荷物を段ボールにまとめて、側面に名前を書いた人
2. 荷物を段ボールにまとめて、上面に名前を書いた人
3. 荷物を段ボールにまとめて、名前を書かなかった人
3. 荷物をロッカーから取り出さなかった人
という4レベルくらいに分かれる。

こんな簡単なことができないのはおかしいと思われるかもしれない。しかし、これを過不足なく完璧にこなせる100人のグループは経験上、絶対に存在しない。
このとき、指示通りにできなかった人が悪いのではない。指示の仕方が悪いのだ。そう諦めるしかない。
たとえば、口頭で伝えるだけではなく、書面にして後から読み返せるようにするとか、図をつけてヴィジュアル的にわかりやすくするとか工夫が必要だ。
最初から諦めて、指示のレベルをもっと下げる方法もある。上の例で言えば、各人の名前を記入した段ボールを配って、これに入れてくださいというなど。こうすればやらなければいけないことが1ステップ減る。その分指示を出す方の仕事は増えるが、確実性は遙かに増す。

とにかく、集団に当たるときには、全員幼稚園児くらいの知能だと思って対処しないとうまくいかない。言い方は悪いが、今のところこれが真実だと思っている。

小学校の頃から、何かのリーダやらを務めることが多かったので、よくこの集団の壁にぶち当たってきた。ひょっとしたら、今のところの人生のメイン研究テーマはこれかな…。

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2008/05/22

Booksを使ってみます

BooksというMac用のアプリがあります。
Books for MacOS X

蔵書管理用のソフトウェアですね。岡は管理するというのは大の苦手ですし、読み終わった本は本棚に行くこともなく山を作っている状況です。そもそも本棚がないです。
どんどん捨てるか、実家に送りつけるかしたいところです。
naked主義のためカバーはすべて捨てますから、売ることは難しいのです。

しかし、自分の読書履歴くらいはつけておきたいですし、ふと思い出したときに検索できると便利ですから、試しにBooksを導入してみます。
続くかな?

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私塾のすすめ

「私塾のすすめ」を読了。

これもまたすばらしい対談集です。
「ロールモデル思考」と言うことを言われていて、簡単に言うと「尊敬する人は誰ですか?」ってことだと思う。いやちょっと違うか。「あこがれる人は誰ですか」が近いかな。
その人が考えていること、考えている方向、学ぶ姿勢、生き方。そういう総合的な人間性においてあこがれる人を持っていると、それに促されて自分自身も伸びていくし、ブラッシュアップされていくだろうと。
皆さん、あこがれる人、3人いますか?

最近は、岡はやっぱり、Steve Jobs, 茂木健一郎, 森博嗣かなぁ…。坂本龍馬とか言うとありがちかと思いまして…。

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2008/05/21

今すべきこと

仕事柄、よく学校を訪れる。
今日は中・高・大と訪問した。

今朝は自宅から直行だ。
電車を降りるとそこは住宅街。民家の開いた窓から掃除機の音が聞こえてくる。とても、幸せな気持ちになった。

自転車置き場や靴箱、チャイムの音、廊下を走る足音。すべて懐かしく、かつてこういう空間に自分もいたのだと思い出す。

そう、そこにいる人の多くは岡より若いのである。うらやましいことだ。
なぜうらやましいかというと、それは今の自分に満足していないからだ。本来こうあるべきだった自分というのを脳のどこかで妄想していて、それをまだ実現可能なだけの時間を有している彼らを「うらやましい」と言っているのだ。
マイナスの発想で、あまりよろしくない。

とはいえ、学生時代の時間の過ごし方を公開しているのは事実だ。もっと勉強しておけばよかったと、最近になって、強く思い始めた。過ぎ去った時間は取り戻せないが、今からでも、とにかく手を出そうと考えている。

とにかく、知恵や知識が足りない。測量もせずにトンネル工事をやっているようなものである。
どこへ向かって掘っているのかわからない。今どこにいるのかわからない。これからどう掘ればいいのかわからないのだ。
もうずっとそんな、中学生か高校生の悩むような内容のことを考えている。当時、考えることをサボっていたツケが回ってきている。

今はとにかく、手を出すしかない、手数を出すしかない。そう思っている。

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The Elephant Man

「The Elephant Man」を読了。

奇形の体を持つ男性のお話。その容姿から、エレファントマント呼ばれていたという。
非常に重苦しい話です。
1年ほど前に購入して、途中で放棄してあったのを発掘しました。
なんとこれもOXFORDシリーズじゃないですか。
去年は途中でくじけましたが、今回は1日で読み切れました。進歩してます。
レベル1なので、非常に読みやすいです。

読み終わってから調べて知ったのですが、なんとノンフィクションだそうです。

映画化もされているらしく。無知でした。

エレファント・マン (映画) - Wikipedia

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2008/05/19

決断力

「決断力」を読了。

棋士の羽生善治氏の著書。

恐ろしいほどの名著だった。棋士というと、いわゆる専門馬鹿の類かと思っていたらとんでもない勘違いである。
羽生氏の見識はすばらしい。
棋士というのはこんな高みまでいけるのだなぁ…。
集中力・脳の仕組み・情報整理術・勉強法等々…。

非常に論理だった読みやすい日本語で書かれている。文才もすごい。やはり、結論を見据えて、筋に沿って、1文字1文字指すように書かれているのだろうか。

これはもう、心底お勧めできる本だ。

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2008/05/18

天才論

「天才論」を読了。

相変わらず茂木氏の文章は面白いし勉強になります。いや、勉強したくなります。

『天才的な業績、独創的な業績を残すためには、実は「総合的な知性」が不可欠』ということみたいです。まさしくその通りだと思います。何かの才能ある人が、『専門外なので知りません』といった場合、その分野の専門家よりも知らないというだけで、一般人よりは遙かに知識があったりするでしょう…。
やはり基本は、読書と古典ですかね。

岡は基礎的な素養が足りなさすぎます…。無駄な学生時代を過ごしてしまったなぁ。

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BARACK OBAMA An American Story

「BARACK OBAMA An American Story」を読了。
午前中に読んだヒラリーと同じ半生記です。

英文はヒラリーよりも難しかった。岡にはちょっと手強いです…。
ヒラリーが王道を行っているのに対して、オバマは特異な出生・経歴です。
政治家としても遅咲き。

オバマが大統領になったところを見てみたいような気がしてきました。

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HILLARY CLINTON

「HILLARY CLINTON An American Journey」を読了。

アメリカの小学生(?)くらい向けの読み物かと思います。
ヒラリーの半生をつづった本です。大統領選に出馬しようと思ったら、こういう本で候補者争いに勝ちに行かないとだめなんでしょうね。政党の資金が入っているためか、価格が非常に安く、カラー本なのにたったの$3.99です。Amazon.co.jpでは525円なり。

もちろん、子供向けに易しくかかれているので、読みやすく、しかも読み物としてもおもしろいです。
ただ、政治用語が全然わからないので、そこだけは辞書が必要でした。
Billのスキャンダルを隠さずに書いているあたり、実にオープンです。
麻生・小沢でこのの類の本を出しても全然売れないと思う…。日米の何の違い?

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