空を廻るおもちゃ
2006/7/16
おもちゃ屋さんは
 どこへ消えたか

僕が生まれた年に任天堂がファミリーコンピュータを発売した。ファミコンは僕より2ヶ月くらいお兄さんである。自称、ハイテクおもちゃ第一世代。物心が付いた頃には(未だに物心が付いていないのではないかという疑惑も生じてはいるものの)、そこら中にゲーム屋さんがあった。今では、ゲーム専門店は急激に減少して、ビデオレンタルなどとの複合店がメインになっている。

ゲーム屋のある商店街なんて、すでに殆ど存在しないのでは? そういえば、駄菓子屋もない。イマドキの子供たちはどこで水風船を買っているのだろうか。まさか水風船を投げ合う文化がないはずもないだろうに。

そういえば、おもちゃ屋さんがない。おもちゃ屋さんという言葉は滅んで、今はトイザらスというようだ。おもちゃを手に入れるのはとても困難なことになってしまった。次のような手順だ。
ぬいぬいたち

  1. 自動車に乗り込む
  2. 大型ショッピングセンタの駐車場入場列に並ぶ
  3. 気が遠くなるほど広大な駐車場を歩いてショッピングセンタを目指す
  4. これまた気が遠くなるほど広大なショッピングセンタの案内図を探す
  5. 案内図の中からトイザらスを探す
  6. 徒歩でトイザらスを目指す
  7. トイザらスに併設されたマクドナルドの臭気に耐えながら入店する
  8. やたらと末尾が99の値札に目を翻弄されつつもおもちゃを選ぶ
  9. レジの列に並ぶ
このようになる。

文句ばかり書いているように見えるかもしれないが、全く違う。何でも1カ所で手に入った方が効率がいいし、いいものが安く手に入るだろう。むしろ問題なのは、規模の小さな専門店が単独で存在する場合だろう。

と、いうわけで…。
またここ
またビッグサイトですか。
おもちゃショー2006
おもちゃショー2006です。早速入場。

商談会は既に終了しているとあって、リアルメンバの姿は見えません。ファミリが多いです。
ポップな場内
ポップな場内
一番注目を集めていたのは、大御所、BANDAIさん。撮影禁止でしたが、ステージが併設してあり、ふたりはプリキュアたまごっち、あと何だか不明なキャラクタによるショウがありました。全く予備知識なしなので、私には殆ど意味が分かりませんでしたが、アニメのOP・EDソングを歌っている人が登場したり、どこかの小学校のダンス部によるコスプレダンスがあったりで、盛り上がっていたみたい。女の子の着ぐるみが悪者と肉弾戦を繰り広げているので何事かと思ったら、『(ふたりはプリキュアの)戦闘の描写には、いわゆる魔法のステッキから出る光線などは使われず、男児向けのヒーロー物に見られるような徒手格闘技による肉弾戦を展開する手法を採った。玩具として商品展開されるアイテム群が劇中では直接的な武器としては使用されないほか、美少女戦士セーラームーンにおける「タキシード仮面」のような男性の助っ人が存在しないなど従来の同種作品と異なった試みがなされた。(Wikipedia)』とのこと。

ということは、玩具になっているとおぼしき魔法のステッキの類は、威嚇射撃みたいなものなんだろうか。謎が深まるが解明するつもりはない。ついでに言うと、テイエムの社長はともかく、テイエムプリキュアには頑張って貰いたい。

さて、バンダイブースの中は、
ガンダム
ガンダムがお迎え。

何だかいろいろと勘違いされている方が居るようなので、ここではっきりさせて置くが、私はガンダムに詳しくない。これがガンダムの一種だと言うことは解るのだが、具体的な名前とか作品名とかパイロット名とか、さっぱり知らない。ガンダムに詳しいならば、ヲタであるというのは成り立つが、ヲタならガンダムに詳しいというのは成り立たない。逆裏対偶をしっかり認識しておいて欲しい。そして、私はヲタではないので、ガンダムに疎いことは明らかである。

たとえば、こういうような、
ガンプラ作成風景
ガンプラの作成もしたことがない。見せ物としてガンプラを作っている様子を見せているのだが、想像するに、ガンプラは作るのが楽しいのであって、人が作っているところを見て楽しいことはないと思われる。ひょっとしたら、ものすごい技術の持ち主さんが実演しているので、見るだけで参考になるという人もいるのかもしれないが。ご本人は脇目もふらず、一心不乱に着色作業をなさっていた。

もちろん、大きなお友達のためだけのイベントではないので、
グーチョコランタン
ピカチュウ
グーチョコランタンやら、ピカチュウもしっかりと来場していた。

どうにもこうにも、ピカチュウが大きい。草むらから飛び出してきたからと言って、手持ちの動物と戦わせたり、ましてや捕獲しようなどとは夢にも思わないであろうサイズである。たぶん、駐車場でカモシカに会うよりは遙かに怖い。

ちなみに、大きなお友達のためだけのイベントではないので、お姉さんには全く資金が注がれていないようだ。

セサミストリートのエルモが重大なセクハラ事件を起こしていたので撮影。
エルモ
特設ステージでのグーチョコランタンのイベントは大盛況のようだった。
大盛況

私としては、じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろり、および、ドラえもん、のっぽさん、坂田おさむお兄さん、神崎ゆう子お姉さんを敬愛しているため、これら邪道の類には全く興味なし。

大人が買い与えたくなること請け合いの、木製の玩具。

この動画のように、最近は木製+電動というのがあるらしい。私も積み木には夢中になったものだ。とくに、家を作るのが好きだった。更に言えば、積み上げたものを破壊するのが好きだった。あのまま夢中でいつづけたら、今頃は立派な建築家になれていたかもしれない。おしい。

遊びながら学ぶとか、脳を鍛える何とかなんて流行っているが、おもちゃで遊びながら学習するのは当然のことで、今更どうこう言うほどのことではないと思える。

さて、お待ちかね、大人の玩具に参りましょ。

やっぱり、飛行機!
模型飛行機

狭いスペースでもとばせる魔法のヘリコプタ。

その、ドラえもんVer.

すげーテンションあがってきたですよ!
シュレディンガーの猫耳娘
シュレーディンガーの猫耳娘という、どうしようもなく、ワケの分からないものとか…。
つけかえ人形
あれ、これはいいかも。
バラバラ人形
このように、バラバラのパーツを組み合わせて、自分の好みのスタイルに変更可能。着せ替え人形の進化版? 女の子ねらいにしては萌え要素が強いです。
すなわち、
エヴァVer.
プラグスーツをつけて、
綾波レイ
綾波(のコスプレをした人形?)とか。
真宮寺さくら
さくらとか、可能!

やっぱ、ポイントは丸ほっぺですかね。どうでもいいですけど、さくらの後ろの人形のパンツが見えてるのが気に……なりません、全然まったく。

あと、さくっといきますが、
うたわれ
もえたん
とか、
クラウド
かっこいいクラウドとかですね。

ここらへんは、全然おもちゃじゃないような気もします。カードゲームも狭義ではおもちゃじゃないと思いますし、ぬいぐるみも違う気がします。そういう意味では、今回のイベント、あまり私の探し求めていたようなものは得られませんでした。上の動画で紹介した木製からくりが一番近いです。あとは、コナミの紙飛行機とか面白かったですね。

最後はちょっと萌え要素で誤魔化しましたが、そうしなければならないほどネタがない。おもちゃ業界、頑張れ。木製品と、(いろいろ怖いので写真を載せなかった)ディズニーに頼らないぬいぐるみ作りを。